人気ブログランキング | 話題のタグを見る

 アキアカネ

 通称赤とんぼと呼ばれている尻尾が赤唐辛子色のトンボはたくさんいますがこのアキアカネがその代表選手です。
 秋の稲が刈り採られた田んぼに羽根を連ねて群れ飛ぶ姿は日本の原風景とも言えますね。
 主食の稲作に頼る私たち日本人にはそれだけ馴染みの深いトンボなのです。
 秋冬から翌年の春まで田んぼの土中で過ごしたヤゴは羽化すると標高の高い山の尾根などに移動して夏を越します。
 夏に登山に行くと山頂付近にはたくさんのトンボが飛んでいますがそれはほとんどアキアカネ、
 でもその時はまだ尻尾が赤くないのでそれと知らない人が多いようです。
 そして稲刈りが始まる頃になると雄は尻尾を赤く装って里へと戻って来るのです。
 アキアカネ_d0342479_413963.jpg

 アキアカネ_d0342479_415458.jpg

 アキアカネ_d0342479_42327.jpg

 アキアカネ_d0342479_421376.jpg

by sikisai04 | 2018-09-14 00:03 | 自然の仲間たち
<<  2018年秋のキノコ シャカシメジ  2018年秋のキノコ ウスム... >>